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祈祷用敷物(きとうようしきもの)

祈祷用敷物
きとうようしきもの

l_wea_shikimono

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イスラム教徒が祈りを捧げる際の敷物です。祈りは日に5回、聖地メッカの方向に向かって行われます。イスラム寺院(モスク)には、メッカに向かう主堂正面奥壁にミヒラーブと呼ばれる龕(がん)が備えられています。敷物の中心部の文様は、そのミヒラーブを表現しています。モスクで礼拝する場合は主堂正面奥壁に向かって礼拝し、モスク以外で礼拝する場合は、敷物の文様を聖地メッカの方向に向けて行うのです。

地域:トルコ ギョルデス (伝)18世紀中期 羊毛
175.0×112.0cm
資料番号:66-2836

展示中 1-7
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