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戦闘用の楯(せんとうようのたて)

戦闘用の楯
せんとうようのたて

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一本の木を彫り、表面には浮彫文様と彩色がほどこされています。裏面には別材で作った把手がつけられ、そこへ手を入れて楯を構えました。表面のモチーフは祖先の霊や、戦いの守護霊を表現しているそうです。部族戦闘の際に使用されましたが、実際に敵の攻撃を防ぐためというよりは、大きな楯をたくさん並べ、敵を威嚇する役割の方が大きかったようです。
現在では部族同士の戦闘は禁止されているため、実際に楯として使用することはなく、建物内の装飾として使用されています。

地域:パプアニューギニア セピク南方低地
民族集団名:バヒネモ 20世紀中頃 木製
高191.0cm
資料番号:71-589

展示中 1-10
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