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帆掛け筏 “竹排”(ほかけいかだ“テッパイ”)

帆掛け筏 “竹排”
ほかけいかだ“テッパイ”

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この筏が使用されていた花蓮港は遠浅で岩礁が多く、大型船の接岸が不可能な港でした。 わずかな喫水で航行のできるこのような竹筏は、荷物の陸揚げや、乗員乗客の渡しに威力を発揮する乗り物でした。
また、大きな帆を張って港に浮かぶテッパイの勇姿は、台湾各地の港湾の風物詩ともなっていました。ただ、竹の素材は腐朽しやすいため、現在ではもっぱら塩化ビニールのパイプが使われ、船尾には動力エンジンが取り付けられています。

地域:台湾 花蓮港 20世紀初頭 竹 キャンバス地
全長710.0cm
資料番号:00187

展示中 1-8
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